1. DBの名称(日本語) 前方後円墳データベース
2. DBの名称(英語)Database of Japanese Ancient Tomb Mounds
3. DBの名称(ひらがな)
4. DB構築責任者氏名小澤一雅
5. DB構築責任者氏名(ひらがな)おざわ かずまさ
6. DB構築責任者氏名(ローマ字)Ozawa, Kazumasa
7. 構築責任者の所属機関(日本語)大阪電気通信大学(~2013 年度)
8. 構築責任者の所属機関(英語)
9. 所属機関の住所大阪府寝屋川市初町18-8
10. 構築開始年月19800401
11. 最終更新年月20131001
12. 今後の更新予定の有無定期的に更新
13. DB設置場所の北緯34度41分29秒943
14. DB設置場所の東経135度42分35秒269
15. 原資料『前方後円墳集成』(1991, 近藤義郎編),『日本古墳大辞典』(1988, 大塚初重編),『古 墳の航空大観』(1972, 末永雅雄) ほか、すでに刊行されている古墳関連図書および古墳 調査報告等。加えて, 現地視察調査による収集データを随時加味している。
16. 原資料の概要(400字以内)もっとも大規模な資料は上記『前方後円墳集成』であって、全国を5 地区に分類し各個が大部の書籍として5 分冊刊行されている( たとえば、「関東・東北編」は千ページを超える)。『日本古墳大辞典』は記載情報が簡約的であるが、本データベース構築の初期段階から利用してきた経緯があり、現時点でも随時参照している。陵墓古墳については『古墳の航空大観』が主力の原資料となっている。古墳関連書籍および古墳調査報告の刊行も続いているため、適宜取得しながら本データベースの修正あるいは充実に活用している。一方、基数は限定的であるが各地の古墳( 主として墳丘長8 0 m 以上) の現況を視察し、知見をデータベースに反映させる作業も継続して実施している。
17. テーブル名とデータ項目

本データベースのデータ構造は、いわゆる「リレーショナルデータベース」のそれではないため“ テーブル” によるデータの構造化は行われていない。簡単にいえば、古墳1 基について、所定の項目と値( データ) の組を、区切り記号を入れて直列的に配列したストリング状のレコードとして記述されている。つまり、本データベースは登録している古墳と同数のレコードの集合体である。現在5 7 6 4 基の古墳が登録されている。1 レコードに定義されている項目数は、古墳名や所在地番をはじめ3 0 項目を超える。主として墳丘の形態研究を主眼としているため、墳丘長や後円部径など、数値を値とする項目に1 つの重点がある。

18. レコード件数5764
19. データベース管理システム(DBMS)独自開発のシステム
20. 運用形態
  • インターネットから一般公開している。
21. インターネットから公開している場合のURLhttp://www3.kcn.ne.jp/~yuka-o/kofun/
22. 年間アクセス件数170,000 件( 推定)
23. 利用登録者数0(一般公開。利用者に対して登録を要求していない)
24. 利用規程の有無ない
25. 構築のために助成を受けた補助金主として文科省科研費
26. データベースの構築目的本データベース構築責任者がかつて前方後円墳の形態研究を開始した1 9 7 0 年代前半以降、もっぱら各地の前方後円墳のデータ( 主として実測図)の収集を熱心に行っていた。当初はすべて紙ベースの資料蓄積であったが、データベースの必要性が叫ばれるようになった1 9 8 0 年代に入り、試験的に前方後円墳のデータを電子化し、データベース化する研究に着手した。その目的は、当然ながら、データベース化することによって研究を効率的に推進できるであろうという期待感に支えられたものであった。ところが、その後、周知のようにコンピュータをとりまく技術環境の急速な変貌過程がはじまった。当初予期し
なかった( できなかった) 技術革新の事例はじつにさまざまであるが、とりわけインターネットの出現と急速な発展は、データベース構築の目的そのものにも大きな変化をおよぼすことになった。すなわち、研究の効率化のみならず、前方
27. データベースの検索・利用方法上記U R L のトップページで“ 前方後円墳データベース検索” を選択すると、本データベース初画面が現れる。
( 1 ) まず検索したい地域を選択する。地域選択は、最小で都府県、複合域では九州・四国・中国・近畿・東海・北陸・甲信越・関東・東北の9 地域が、それぞれチェックボックス式で選択できる。また、チェックを複数入れることで任意の複合地域をつくることもできる( たとえば、奈良県+ 京都府)。
( 2 ) “ 選択終了”ボタンをクリックすると、選択した地域に登録されている古墳基数が赤字で表示される。
( 3 ) ここで、古墳名・所在地・墳丘長・築造時期などでの条件つき「絞り込み」を行うことができる。絞り込まれた古墳基数が赤字で表示される。
( 4 ) 赤字の古墳基数をクリックすると、古墳名の一覧表が現れる。
( 5 ) ここで古墳名をクリックすると、標準項目を1 ページに整理し
28. データベースを活用した研究成果近年の前方後円墳に関する研究のほとんどは、陰に陽に本データベースの活用が背景になっている。研究成果をジャンル別に分類すると、以下のようになる。
( 1 ) 前方後円墳の地理クラスター抽出
( 2 ) 前方後円墳の墳丘形態の地理的特性と3 D 復元映像( C G ) の生成
( 3 ) 前方後円墳の発生時期に関する研究( 弥生墳丘墓から前方後円墳への形態変遷)
( 4 ) 古式前方後円墳の墳丘体積についてのべき乗則分析
29. 今後の開発計画・課題新たな開発計画は未定であるが、課題はいくつかある。データベース公開上でもっとも重要な案件はデータの充実とUpdate である。上記で紹介しているように、本データベースの原資料は相当数用意しているものの、個々の古墳について点検してみるとデータの不十分な古墳やUpdate の必要な古墳が散見される。新たな古墳が発見される事態も時々起こる。前方後円墳という、やや流動性が高い考古学データをとりあつかうデータベースとしては、その都度柔軟に対応していくという間断のない人間的接触が不可避であって、少なくともUpdate マニュアルの作成は早急に実施すべき課題である。Update されないまま凍結保存されたような状態に陥れば、本データベースは急速にその存在価値を失ってしまうと思うからである。
30. DB構築に関する論文・著書(5点以内)小沢一雅,考古学研究支援型データベースシステムの構成,『情報処理学会論文誌』,26 巻5 号,pp936-945,1985.
Ozawa, K., REDATO: An archaeological database system with geographical analysis,Proc. of Computer Applications and Quantitative Methods in Archaeology1991, pp59-67, 1991 (held in York).
小沢一雅,コンピュータ考古学の発想とその意義,『考古学ジャーナル』,294 号,pp15-19,1988.
31. DBの活用成果をまとめた論文・著書(5点以内)小沢一雅, 前方後円墳データベースと形態分析,『考古学ジャーナル』,215 号,pp32-36,1983.
小沢一雅,『前方後円墳の数理』, 雄山閣, 東京,1988.
小沢一雅, 考古学データベースにもとづく地理クラスター抽出,『情報処理学会論文誌』,35 巻7 号,pp1482-1492, 1994.
小沢一雅,『卑弥呼は前方後円墳に葬られたか- 邪馬台国の数理』, 雄山閣, 東京,2009.
小沢一雅, 歴史と数理, 第18 回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」論文集,pp81-91, 2012.
32. DBの主題NDC
  • 20. 歴史. 世界史. 文化史
  • 33. 資源タイプ(NDL)
    34. DBサイトに関する変更履歴
    35. 最終変更年月日